FX Pineスクリプト TradingView

ギガ速FXのRionチャートをTradingViewで利用できるようにしてみた

2023年5月4日

こんにちは、ダーツ猿(@dartszaru)です。

2023年3月31日にKADOKAWAから「ギガ速FX 月の手取り439万円を獲得したゾーントレードの極意【完全無修正】」(以下、「ギガ速FX」と記載)が出版されました。

ボリュームが半端なく(何と304ページ!)、大変読み応えのある書籍でした。

FX初心者から中上級者に至るまで、どの層が読んでも学びのある、リオンちゃんの熱い想いが込められた書籍なので、是非みなさまに手に取っていただきたいです。

今回はこの「ギガ速FX」に書かれていたRionチャートをTradingViewのプログラミング言語であるPineスクリプト(Pine Script)を使って、みなさまが利用できるように情報提供することにしました。

noteの有料記事(1000円)で、Pineスクリプトのソースコード全文を載せていますので、ご興味のある方はこちらからご購入いただけますと幸いです。

今回はnoteに書き切れなかった本インジケーターの開発経緯と、Rionチャートの詳細を「ギガ速FX」から引用し解説させていただきます。

Rionチャート(TradingView版)の開発経緯

SEという職業柄、プログラムを書いて形にして、プログラムを受け取った人の生活の改善に多少なりとも貢献したいという想いを常々持っています。

と同時に、せっかくSEをしているのだから、この知識を職場以外でも活かしてプログラムを書けば、dartszaruも、プログラム受領者もお互いにWinWinの関係を築けると思い活動しています。

そのような中で、FXに関してはそれなりの知識もあり、プログラム開発の実績もありますので、みなさまが良いと思うであろう情報にアンテナを張り、その情報をプログラムにして提供しています。

もちろんdartszaruフィルターで有益な情報でないと判断した場合は、プログラム化せずその場でお釈迦です。

今回はRionチャートがシンプルだけども相場を読み解く情報を十分に兼ね備えている、美しいチャートであることから、「ギガ速FX」の読者がすぐにTradingViewでRionチャートを使えるようにソースコードを提供することにしました。

Rionチャートとは?

ここからは「ギガ速FX」の本文を引用し、Rionチャートがどういったものか説明したいと思います。

Rionチャートのコアなエントリーパターンには触れませんので、未読の方は是非「ギガ速FX」を手に取ってください。

それでは始めます。

 Rionチャートは実際にトレードする際に使いやすくて、見やすいことを一番に考えて作ったチャートです。

 Rionチャートは4本のSMA、3本の上位足SMA、キリ番を示すラインなどで構成されています。

リオン『ギガ速FX 月の手取り439万円を獲得したゾーントレードの極意【完全無修正】』(KADOKAWA、138頁)

実際のチャート画像がこちらです。

メインチャートに移動平均線が表示されているだけなので、チャートが潰れることもなく、非常に見やすいです。

 Rionチャートには5分足由来の移動平均線の他に、図3-1にも示したように時間軸の長い上位時間足のSMAも表示されています。

 週足→日足→4時間足→1時間足と時間軸を落として行って(MT4のデフォルトには入っていますが、私は15分足、30分足チャートは見ません)、現在の値動きが、より大きな時間軸ではどんな方向性や勢いの中で起こっているかを確かめます。

 月初めには月足チャートも確認します。

 マルチタイムフレーム分析は英語の頭文字をとって「MTF分析」と呼ばれています。リオン式ゾーントレードでは、5分足チャート上に、先ほどの4本のSMAに加え、4時間足、日足、週足の20SMAという3本のMTFを表示しています。

 20SMAはどの時間軸でも中期的なトレンド判断に使える重要なMAの期間で、リオン式では「ミドル」と呼んでいます。

 ローソク足が20SMAより上であれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンド、その境界線にあった、上昇・下降トレンドを分ける境目としての判断に「ミドル」を使います。

リオン『ギガ速FX 月の手取り439万円を獲得したゾーントレードの極意【完全無修正】』(KADOKAWA、140-141頁)

たった4本のSMAと、3本の上位足SMAでトレンド把握できる優れものです。

リアルチャートを見れば分かるのですが、上位足SMAはサポート、レジスタンスとしてよく機能します。

例えば、下記画像は2023年5月4日現在のUSD/JPYの1時間足チャートですが、青枠のポイントで日足ミドル(赤色のカクカクした線)にタッチしたローソク足がきれいに反発していることが分かります。

また、上記チャートでトレンドの方向性を移動平均線で判断すると、1時間足↓、4時間足↓、日足↑ということが分かります。

あとはダウ理論などを使って、今後の値動きによっては押し目のロングを拾って行きたいところです。

ここまでがRionチャートの詳細でした。

実際にTradingViewに導入したRionチャートが上記画像です。

TradingViewでRionチャートを利用されたい方は、お手数ですが、こちらからご購入をお願いします。

まとめ

本記事のまとめです。

Rionチャート(TradingView版)の開発の経緯は、「ギガ速FX」の読者のお役に立ちたいと思ったから

Rionチャートは4本のSMA、3本の上位足SMA、キリ番などから構成される

Rionチャート(TradingView版)の購入希望者はこちらからご購入を

ではでは。

  • この記事を書いた人

ダーツ猿

▶EA開発者兼FXトレーダー▶立命館大学卒▶社員数500名以上のIT企業でSE11年生▶生徒数200名規模のMQL4の講師や、会員数1000名規模のトレードスクールで1年間サポートスタッフの経験あり>>ダーツ猿のプロフィール

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