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FXトレード記録の付け方とは?【トレード日誌テンプレート無料配布中】

2022年3月24日

こんにちは、ダーツ猿(@dartszaru)です。

みなさまはFXのトレード記録を残していますでしょうか?

今までトレード記録を付けたことがない人、トレード記録を付けてはいるがしっくりきていない人、そんな方々の参考になればと思い執筆しましたので、是非最後まで読んでください。

記事の最後にトレード日誌の無料テンプレートをダウンロードできるようにしましたので、トレーダーのみなさまのお役に立てれば幸いです。


トレード日誌を付ける理由

なぜ、トレーダーはトレード日誌を付ける必要があるのでしょうか?

それは、ズバリ、

トレードのPDCAを回すため

です。

ビギナーズラックで最初はトレードで稼げる人がいるかもしれませんが、トレードで勝ち続けるためには自身のトレードを振り返り、次のトレードに活かす必要があるのです。

凄く当たり前の話ですよね。

でも、この当たり前を愚直にこなすことができる人はほんの一握りではないでしょうか。

だから、トレードで勝ち続けられる人は少ないのです。

記録に残さないから記憶に残らない、同じ負けトレードの繰り返しです。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

負けたときこそ、トレード日誌の記録をしっかり振り返り、次に同じ負けをしないように脳みそに焼き付けることが大事なのです。

トレード日誌を付ける方法

トレード日誌を付けている多くの人はアナログで紙のノートに記録したり、エイチスクエア株式会社が発売している「為替手帳」などに記録する人が多いのではないでしょうか。

でも、どうでしょう?

記録するのが億劫になったり、長続きしない人が多いのではないでしょうか。

かつての私がそうでした。

記録することが目的になってしまい、記録することに満足してしまう、振り返りを行わないから、トレードの改善に繋がらない、その繰り返しで、しまいにはトレードすることが嫌になってしまうという負のスパイラルに陥って、トレードから遠ざかっていた時期がありました。

折角トレードチャンスが転がっているのに、トレード日誌を付けることを億劫に思い、トレードできないのは本末転倒ですよね。

でも、アナログの手書きの要素を残しつつ、デジタルで気軽に編集、保管できるようになれば、そこまで労力をかけることなく、トレード実績を記録できるようになりました。

アナログだと自分で文字を書くので、手書きよりも圧倒的に記憶に残ります。

つまり、アナログとデジタルのハイブリッド方式がダーツ猿が考えるトレード日誌のベストな方法No.1です。

トレード日誌を付けるポイント

ただ、トレード日誌を付けるといっても、闇雲に付けて良いわけではありません。

ポイントを押さえなければ、折角の記録も次のトレードに活かされないからです。

では、何を記録に残せば良いのか?

筆者が必要最低限必要と考える項目は次の9点です。

トレード種別とトレード日時

トレード種別:

デモトレードかリアルトレードか記録しましょう。

例)デモトレード

トレード日時:

エントリー日時と決済日時を記録しましょう。

後で振り返って分かりやすいように、日本時間で記録したほうが良いでしょう。

例)2021年1月12日16時48分~2021年1月12日18時16分

通貨ペア

通貨ペア:

エントリーした通貨ペアと、買い(ロング)か売り(ショート)かを記録しましょう。

例)GBP/JPY ロング

エントリー・エグジットレート

エントリー:

エントリー時のレートを記録しましょう。

例)141.140円

利益確定ライン:

エントリー時に決めた利益確定ライン(TP:Take Profit)を記録しましょう。

また、エントリーレートからのPipsを記録しましょう。

例)140.750円 61pips

損切りライン:

エントリー時に決めた損切りライン(SL:Stop Loss)を記録しましょう。

また、エントリーレートからのPipsを記録しましょう。

例)141.360円 -22pips

取引数量

取引数量:

エントリーした通貨ペアのロット数(取引数量)を記録しましょう。

例)0.02ロット

エントリーしたときに思ったこと/決済後の反省

エントリーレートしたときに思ったこと:

どういった根拠でエントリーしたのか、後で振り返って分かるように、簡潔な表現で記録しましょう。

例)レジスタンスラインタッチ、RCI M15~H4上限閾値越え、根拠はそこまで強くないので、お試し逆張りショート。

決済後の反省:

例)M15、H1で直近の売りが少なく、上抜ける可能性が高いポイントだった模様。MACDのダイバージェンスを待てば、自ずと波形も良い形に近づくのでは?

トレード結果

トレード結果:

勝敗を記録しましょう。

例)負け

決済レート

決済レート:

決済時のレート(エグジットレート)を記録しましょう。

例)141.360円

獲得pipsと損益

獲得pips:

エントリーレートとエグジットレートの差をpips幅で記録しましょう。

例)-22pips

損益:

エントリーレートとエグジットレートの差を金額で記録しましょう。

例)-4.74$

チャート画像

エントリー時チャート画像:

エントリーしたときのチャート画像を貼り付けましょう。

決済時チャート画像:

決済したときのチャート画像を貼り付けましょう。



決済後チャート画像:

決済後数時間後のチャート画像を貼り付けましょう。

トレード日誌テンプレート無料プレゼント

FXトレードの実績を記録している中で、なかなか良いトレード日誌のテンプレートが見つからなかったので、自作しました。

笹田喬志さんの「鉄壁FX」を参考に作成しました。

この場を借りて、笹田さんに感謝を申し上げます。

用紙はA4サイズ、横書きです。

PDFで配布しますので、印刷してお使いいただくか、iPadなどのタブレット端末ご利用の方は、GoodNotes5などのノートアプリに取り込んで、手書きをすると良いかもです。

ご自由にお使いくださいませ。

テンプレートを自分好みに変えてほしいといったご要望があれば、公式ラインよりご連絡ください。

まとめ

本記事のまとめです。

トレード日誌の目的は「トレードのPDCAを回すこと」

トレード日誌はアナログとデジタルのハイブリッド型で記録しよう

トレード日誌には必要最低限の9項目を記入しよう

それでは良いトレーダーライフを!

  • この記事を書いた人

ダーツ猿

▶EA開発者兼FXトレーダー▶立命館大学卒▶社員数500名以上のIT企業でSE11年生▶生徒数200名規模のMQL4の講師や、会員数1000名規模のトレードスクールで1年間サポートスタッフの経験あり>>ダーツ猿のプロフィール

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